南紀白浜の白良浜はビーチリゾートだった

ブラタモリで見て以来、訪問機会をうかがっていたのがここ、南紀白浜の白良浜。
白い砂浜がとても美しいが、実はこの砂はオーストラリアからの輸入もの。
しかし白良浜という名前のとおり、かつては実際に真っ白の砂が自然に堆積していた。当地の花崗岩が崩れてできた白砂が海に流されて長い時間をかけて砂岩化し、それが岸に打ち上げられて、風化に強い石英の割合の高い白砂になったらしい。その後もともとの白砂がなくなってしまったのは、開発が進み川からの真砂の供給がなくなってしまったから、というような解説だったと思う。

周囲にはリゾートホテルやマンションが立ち並び、ビーチには華僑と思われる外国の方もけっこう来ていた。ホテルやマンションは昭和な雰囲気のものが多いが、マリオットの看板も見えたので、少しずつ事業者の新陳代謝も進んでいるのかもしれない。水着でうろつく若い兄ちゃんや姉ちゃん、水上バイクの騒音、民宿・ゲストハウスを見て、プーケットを思い出した。あれほど賑やかではないけれど。

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自然を愛するジオグラファー、ジオトラベラー。A naturelover, a geotraveller and a bicycle lover.

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