5月3日、高野山の安養院前を通りかかると、青々とした杉玉がまるで神社で見る狛犬のように山門の両脇に置かれていた。良く見ると他の寺院のいくつかも同じようにしている。
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この杉玉は杉盛といって、新酒ご用意してます(失礼!)ではなくて、邪気払いのようなものだそうだ。
安養院の山門の提灯の家紋に驚いた。「一文字に三ツ星」といえば毛利家しか考えられない。山門の反対側には「丸に抱き沢潟(まるにだきおもだか)」、これも毛利家だ。調べると、安養院毛利元就以来毛利家と縁が深く、菩提寺となっているそうだ。高野山では戦国大名とよく出会う。