恐竜を餌に人間をおびき寄せる大自然史博物館

何も下調べせずふらっと立ち寄った福井県立恐竜博物館が圧巻だった。

リニューアルしたばかりのきれいで大型の博物館内で、大量のリアルサイズの恐竜模型が動いたり吠えたりして大人でも楽しいのだが、何よりも関心したのは、展示物の裏に研究者による研究の蓄積が透けてみえる展示になっていたことだ。すなわち恐竜の姿一つをとっても、根拠である化石から、どういう推論を経てこのような姿であったと推測されているのかの解説がしっかりしていた。この数百年の研究の深化と共に恐竜の姿がどう変わってきたかの年表はとても面白く、研究者へのいざないになっていると感じた。また恐竜以外の自然史についても最先端の学説を平易に端的に説明しており、とても勉強になった。ロンドンの自然史博物館(The natural history museum)より良かった。そういえば外国人も大勢いたな。

とっつきやすい恐竜を撒き餌に、呼び寄せられてどっぷりハマってしまった。

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自然を愛するジオグラファー、ジオトラベラー。A naturelover, a geotraveller and a bicycle lover.

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