北前船とSOMPOジャパンとのつながりを知った

帆かけ船の時代、北前船は日本の流通の大動脈だったようだ。日本海側の津々浦々と大阪港に寄りながら一年に二往復くらいする。その間商品を仕入れては売り、仕入れては売る。主要な利益は北海道からのニシンだったそうだ。肥料として高値で売れたらしい。

いろいろなストーリーがあるのだが、福井県南越前町河野に

北前船主の館 右近家

がある。北前船で一財産築いた商家、右近家のお屋敷が資料館になっていて、当時の様子を追想することができる。北前船交易のことに加えて日露戦争での旅順港閉塞作戦との関係とか展示も実に興味深いのだが、本稿では家の裏の高台に離れとして作ったスペイン風の洋館を紹介。シービューとの相性が最高だ。

この右近家、船輸送の時代が終わりどうなったか・・・なんと日本海上保険という海上保険の会社を設立していた。この日本海上保険は合併などをを経て日本興亜損害保険→現在のSOMPOホールディングスになる。

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自然を愛するジオグラファー、ジオトラベラー。A naturelover, a geotraveller and a bicycle lover.

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