二重虹発生のメカニズム

7月22日の18時頃、京都府内で虹を見ることができた。しかも二重虹!ダブルレインボーと言って、幸運や転機が訪れるサインなのだとか。夕方雨が降って、その後太陽が射したのだ。とりあえず東の空に向かって手を合わせ、健康と金運を願った。

さて、虹は空気中の水滴が太陽光を反射してできる。光は波長によって屈折率が違うので、ROYGBIVの7色にわかれる。このROYGBIVとは、RED(赤)、ORANGE(オレンジ)、YELLOW(黄色)、GREEN(緑)、BLUE(青)、INDIGO(藍)、VIOLET(紫)のことだ。

虹は太陽と反対の方向にできる。この写真は夕方に東の空を撮影したもの。夕方に東の空を撮ることってあまりない。たいていは西の空の方が夕焼け色に染まって美しいから。なんか新鮮だ。

太陽と反対ということは、太陽高度が低いとき(早朝、夕方など)はほぼ半円が見えるが、太陽高度が高いときは観測者には虹の上部しか見えない。また虹は大きさが決まっている。主虹は半径42度、虹の幅が2度だそうだ。副虹は一回り大きくて半径53度、虹の幅は3-4度。副虹は光が二回屈折したもので、主虹より薄く、色の並びが主虹と反転している。こちらこちらに詳しい。

 

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自然を愛するジオグラファー、ジオトラベラー。A naturelover, a geotraveller and a bicycle lover.

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