ロードバイクをそのまま積めるコンパクトカー 自転車トランポ

自転車トランポ。#フリードスパイク#自転車#トランポ#ebike

ロードバイクを車で運ぶにはどうすればいい? 前後輪を外せばほとんどの車に載るだろう。多くのみなさんはそうしているようだ。しかし、前後輪を外すなんてロードバイク初心者の私には怖くてできない。前後輪を外さずにそのまま積める車はないものか。自転車トランスポーター、自転車トランポだ。

ロードバイクをそのまま載せるには、車の室内高が必要だ。でもハイエースやデリカD5は家の駐車場に入らんし、軽バンは高速道路の運転がきつそうだ。そうしてたどり着いたのがフリードスパイクだった。御覧の通り、前後輪もハンドルもサドルも全てそのままで車に積めるすぐれもの。

とはいえフリードスパイクは全長4.21mのコンパクトカーなので、乗せるときにはちょっとだけ工夫がいる。高さ面では、乗せるときにちょっとだけ傾けないとリアの入口にぶつかる。奥行面では、奥まで押し込んでから、ハンドルを写真のように曲げないと前輪が収まらない。とはいえそれらはさしたる負担ではなく、充分に満足している。スライドドアであることも荷物を積んだりしばりつけたりするのに便利だ。このフリードスパイクはハイブリッド車で、ハイブリッド機構の分だけ室内空間が狭くならないか気になっていたが、結果的にはロードバイクを載せるのに何の問題もなかった。なおフリードスパイクはすでに生産中止で、フリードプラスという名称で後継車が売られている。こちらはさらに車内高があるようだ。

車内にたくさんついているフックにゴムロープを縛り、3か所自転車と縛れば、スタンドも手伝って、揺れても倒れたりすることはない。若干、自転車のハンドルでバックミラーからの景色がさえぎられるのが玉に瑕だが、安全性に支障が生じるほどではなく、許容範囲だ。

車を停めて、自転車に乗ることを”パーク&ライド”という。車輪の付け外しが不要なこのスタイルだと、”パーク”から”ライド”までが早い。反対に自転車を降りて、車で移動する”アンライド&ドライブ”も、アンライドからドライブまでがすぐなのだ。私のようなポタリングの延長線上でロードバイクを乗る者にとっては、この手軽さがけっこう重要だったりする。

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自然を愛するジオグラファー、ジオトラベラー。A naturelover, a geotraveller and a bicycle lover.

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