日本三奇橋の一つを謳う「猿橋」なるものを、山中湖行の復路、見つけた。むかしからの景勝地の大半は地形、地質的におもしろい場所にある。景勝地はジオぶらり旅のフラグの一つだ。猿橋は甲州街道の宿場町。
両岸から四層のはね木で支える構造が非常に珍しいのだとか。歌川広重が「甲陽猿橋之図」を残している。
橋は桂川の上にかかっている。なかなかの絶壁で高さ30mほどあるとか。
しかし肝心の猿橋の写真は撮らずじまい。価値がわからなかった上に、桜並木が咲きだした反対側の方が気になって。代わりにWikipediaからの写真を貼っておく。
はね木の上に屋根かけてるのがオツですな。
で、↑の広重の絵の絶壁の向こう側が、桜に惹かれて撮影したここだと思う。
天気が良ければここから富士山が見えるのか!
この辺の地形は、丘陵が東西に走り、その間にこの桂川のように川が流れているのが面白い。猿橋のかかる桂川は山中湖を源流とするらしい。