“ジオグラファー”向きの車

“ジオグラファー”とは、ここでは自然の神秘や人類の歴史的な営みの痕跡を訪ねて走り回るのが好きな人、としておこう。こういう趣味を持つ人に向いている車は何だろう?

車中泊に向いた車とか、悪路をものともしない4輪駆動車とか、器材をたくさん積める大型車とか。

それらはシチュエーションによっては重要かつ不可欠だと思うのだが、車の大装備化によって逆に失ってしまうものもある。それは駐車性、小回り性、燃費などだ。

私の場合、やや積載量のあるコンパクトカーくらいがちょうど良いようだ。頻繁に遠出し、事前調査もそこそこにたまたま見つけた伝建地区や農道や林道に入り込んでちょこっと止めて撮影したり、カーナビやGoogleMapに騙されて狭いところでUターンしたりするので、ある程度燃費が良くて小回りの良さが必要だからだ。他方、車中泊機能は不要だ。ホテルくらいどこでもあるし、夜中の撮影はしないので。

先日買い替えたこのフリードスパイク(ハイブリッド)は、後部座席を倒せばフルフラットになる積載量と、ロードバイクだって前輪を外さずにそのまま積める荷室高があって、小回りもきく。燃費も信号の少ない田舎道ならリッター20㎞くらいと優秀で、相性の良さを感じている。

 

 

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自然を愛するジオグラファー、ジオトラベラー。A naturelover, a geotraveller and a bicycle lover.

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