一日5万人が訪れた景勝地、砂川奇勝という泉南の砂礫層

大阪府泉南市信達市場(しんだちいちば)に「砂川奇勝」という景勝地があるという。昭和初期には一日5-6万人が訪れる一大観光地だった(ホントか?!)との声もある。行ってみると現在は、住宅地の真ん中に、10分もあれば歩いて回れるサイズの公園のような区画として現存していた。ここら一帯は地質が真っ白な砂で、雨で削られて崖やら奇岩やらになったようだ。

住宅地開発してしまって大丈夫なのだろうか、と心配になったが、砂岩というのは固くて、地盤としてはむしろ優良なのだそうだ。

 

地質図で確認してみると、泉南郡では東西に帯状に砂岩の土地が走っている(Legendの〇がついてるところが砂川奇勝)

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