水仙の群生地は暖流で水はけのよいところ

水仙の群生地

先日行った淡路島の東岸に、灘黒岩水仙郷という水仙の群生地があって、真冬にも関わらずポツポツ観光客が訪れていた。道路の整備も困難な断崖エリアだった。そしてこの度訪れた伊豆の南東部、下田市の景勝地、爪木崎にも水仙の群生地があった。偶然にもともに、水仙の群生地として日本で三本の指に入るくらい著名な土地らしい。

水仙にとっての適地

水仙は地中海沿岸が原産で、冬も比較的温暖で水はけが良い海岸を好み、暖流が流れる海辺の傾斜地で自生、または栽培されていることが多いとのこと。

地質を調べてみたところ、淡路島の灘黒岩は砂岩、下田の瓜木崎の方は玄武岩だ。玄武岩も多孔質なので、水はけは良いのだろう。

水仙の花言葉

蛇足ながら水仙の花言葉は、自己愛とかナルシズムとか。報われぬ愛というのも。真冬にけなげに咲いているのにねえ。

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ジオトラベラー A geotraveller.

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