車中泊vsホテル
車中泊にもすっかり慣れ、旅先で宿泊施設を探さなくなった。
今さらながら、そもそも私の旅のニーズと、宿泊施設の提供サービスが合わないのだ。
私の旅は日の出から日没まで、明るい時間帯は精力的に観光する。日が暮れたら少々の調べものや書き物をしたらさっさと寝て翌日に備える。風呂は源泉かけ流しの温泉が好きで、宿泊地はできれば景観の良いスポット、特に朝陽が見れる場所が良い。お金を払ってホテルに泊まっても必ずしも風呂も景観も良くないので、日帰り温泉+景観の良い場所での車中泊の方が総合的に満足度が高いのだ。今回の串本方面への旅では、初日の宿泊地として真っ白な石灰岩と青い海で「日本のエーゲ海」と呼ばれる白崎海岸の道の駅を選んだ。
強風にヒヤヒヤ
ところが今回はこれは最適解ではなかったかもしれない。一つは、停車した車が倒れるかもとヒヤヒヤするほどの強風が一晩中続き、何度も夜中に飛び起きることになったこと。海岸は風が強いものだが、この日は尋常じゃなかった。もう一つは、7時過ぎの日の出を拝もうと6時半に起きて東の空を臨める展望台に向かったのは良いが、ちょうど今日の太陽が昇る位置に小高い丘があって、丘の上に太陽が顔を出したころには周囲が既にずいぶん明るくなっていて期待していた茜差す空がもう一つだったこと。地形の事前リサーチ不足だが、太陽の軌道と丘の位置は紙一重なので行ってみたとこ勝負の部分もある。
白亜の海岸
とはいえ、やはり白亜のこの景色が見れるのは嬉しいのだ。定期的に足を運びたくなる。
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