砲台跡廃墟での撮影が若者にひそかに人気を呼んでいるらしい、友ヶ島に行った。私の目的はそっちではないのだが、確かにフェリーの中では若いカップルや集団がたくさんいた。もちろん、山歩きが好きそうなシニアご夫婦なども大勢いて一人浮くようなことはない。
友ヶ島は想像以上の岩場の島だった。島内を動き回るためにフェリーに自転車を積んでいったのだが、山道しかなく、その山道はあまり落ち葉が堆積しておらず岩が露顕しており、タイヤがやられてしまいそうだ。結局あまり乗れずにやや後悔した。
地質図を見ると、黄緑色のところが砂岩、緑色のところが砂岩泥岩互層。いずれも堆積岩だ。中央構造線に沿って、同じような地層が四国→淡路島→紀伊半島につながっている。